仕事を楽しむ方法を大調査! 楽しいと感じるとき、楽しみ方のコツとは

「もっと仕事を楽しみたい!」「キラキラした顔で仕事をしている同僚がうらやましい!」そんな思いを抱えて働いていませんか?この記事では、アンケート調査をもとに働く皆の“仕事の楽しさ”の現状を知り、新たな視点から仕事を楽しむためのコツ、楽しい仕事を得る方法をご紹介します。「仕事が楽しい!」への第一ステップを踏み出したい人、長期的に楽しく働きたい人は必見です!

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「仕事が楽しい!」と感じるのは難しい?

2022年5月に20歳~59歳までの121人を対象にインターネットで実施したアンケートをもとに、仕事への捉え方について実情を調査しました。

仕事が楽しい人はわずか20%

実は、アンケートにおいて「今の仕事が楽しい」に自分が該当すると答えた人は回答者121人中わずか25人、つまり20.7%にしか満たないことが判明しました。類似する項目「好きなことを仕事にできている」も121人中28人(23.1%)と少数派。仕事を楽しむって、そう簡単なことじゃないのかも…。

仕事が楽しい理由

「あなたは仕事のどんなことに対して「楽しい」と感じますか?」については、以下の回答が見られました。

  • 人から感謝される…49/121人(40.5%)
  • 自分が成長する…48/121人(39.7%)
  • 仕事を成功させる/目標を達成する…42/121人(34.7%)

このように、自分や他人との関わりや成果からは前向きな影響を受ける人が多いようです。

仕事を楽しむ工夫

23476906_m 「仕事のモチベーションを上げるためにやっていること」を自由回答でお答えいただいたところ、バリエーションに富む回答が見られました。大きくは次の2タイプにわけられます。

1.“仕事の中で”楽しむ

  • やりやすいように効率を考える
  • どんな状況でも楽しむ
  • 目標を立てる

等、仕事でのマインドを整えたりや成果を追うことで、仕事自体を楽しもうとする様子が伺えます。

2.“仕事を離れて”楽しむ

  • 仕事と休みを分ける
  • 1週間か2週間単位でちょっとした予定を入れてそれに向けて頑張るようにしている
  • 適度な休憩をとる

等、仕事以外での楽しみを作って、仕事時間もモチベーション高く保とうとする様子が伺えます。

仕事を楽しいと感じる人が少ない一方、誰しも自分なりに工夫してモチベーションを上げ、仕事を楽しいものにしよう、楽しくやろうとしていることがわかります。ここからは、この2つのタイプをもとに「仕事を楽しむ」コツ、あるいは「楽しい仕事をする」方法について詳しく見ていきます。

仕事を楽しむためのコツとは?

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仕事を楽しむためには、仕事=苦役としてイヤイヤ臨むのではなく、仕事そのものに喜びを見出せるような工夫が必要です。これは先のアンケートの“仕事の中で”楽しむ方法と通じるかもしれません。そして、それにあたってぜひ試して欲しいのが「マンダラチャート」です。

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おすすめは「マンダラチャート」

「マンダラチャート」は、その見た目から仏教の曼荼羅(密教で用いられた細かなマス目に区切られた絵)を語源にもつ、目標を立ててそれを実現するステップを洗い出すためのツールです。勉強やスポーツで広く活用されている他、仕事でも大いに役立ってくれます。

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「無料のビジネス書籍テンプレート」よりテンプレートをダウンロード可能

マンダラチャートのすばらしさは、仕事における目標と、それを叶える具体的な方法を明らかにしていけることにあります。迷いなく精力的に仕事に臨むことでモチベーションも上がり、望ましい成果が得られれば、次の仕事も頑張ろうと思えます。このような好循環を生んでゆくことが「仕事を楽しむ」方法の一つの理想と言えるでしょう。

「マンダラチャート」の作り方は簡単です。

1.紙を用意し、全体を縦9マス、横9マスに区切りを入れます。

2.最も中央のマスに、仕事で達成したい目標を書き込みます。より具体的・数値的な目標だと良いでしょう。(例「30歳までに世界平和に貢献する事業を立ち上げる」)

3.2のマスの周囲8マスに、そのために必要な要素を一つずつ書き込みます。(例:「事業内容を具体化する」「ニーズ調査を行う」等)

4.8マスに書き込んだ内容を、3までに書き込んだ9マスの周囲にある3×3マスの8つのグループの中心の8マスに各々転記します。

5.書き込んだそれぞれのマスの周囲8マスに、その要素を達成するためのさらに具体的な行動を書きこみます。(例:「事業の達成数値目標を決める」「競合他社を調査する」等)

おすすめは「サイドハッスル」で副業・バイト

毎日の仕事を楽しめるよう、工夫を重ねることは重要です。しかし長い目で見れば、転職や起業で環境を変えることも「仕事を楽しむ」うえでの選択肢となります。そのためにも、日頃から自分のキャリアについて、しっかり考えておくことが大切です。

とはいえ、いきなり転職や起業といった大胆な行動に移すのは、ためらわれるものです。そこで、副業として「楽しい」と思える仕事にひとまず就いてみる、という方法をおすすめします。「サイドハッスル」という考え方が参考になります。
「サイドハッスル」は、英語では“Side Hustle”、つまりお金を稼ぐことを意味するスラングからきており、余暇の時間を充てて行う本業以外の仕事を指しています。自分が楽しいと感じる物事を重視し、労働環境などの選択肢を広く持ちながら、趣味や特技を活かして行うといった特徴があります。

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副業との違いは必ずしも明確ではありませんが、次のような見解が参考になるでしょう。


『サイドハッスル』にはさまざまな解釈があり、はっきりと定義付けるのは難しい現状です。本来は余暇時間を使った副業全般を指しますが、日本ではライフスタイルに合わせて必要に応じて自由に働き、熱意を持って取り組める仕事を『サイドハッスル』と呼ぶ傾向があります。

最近よく聞く「サイドハッスル」ってどんな意味?(@DIME)


サイドハッスルとして好きな仕事をするメリットは沢山あります。まずは、本業+もうひとつ仕事というサイクルで継続的にリフレッシュの機会を得られるということです。また、サイドハッスルの経験をもとに起業・転職できる可能性もあります。

さらに、楽しい仕事ややりがいのある仕事を選ぶことで、自己実現やワークアズライフ(仕事・プライベートを分断させない次世代の働き方)の実現にも繋がります。このように、サイドハッスルは、まさにこれからの時代に検討できる、楽しい仕事の選び方なのです。

実際に、アルバイトや業務委託で「サイドハッスル」扱いにできる仕事をえらぶ場合をいくつか見てみましょう。

・アウトドアが好きな人

ビーチやキャンピング場でのインストラクター、ガイドといった仕事は、趣味と実益を兼ねることができておすすめです。シーズンによって人の出入りに波があるため、繁忙期には余暇を丸ごと仕事に充てられるメリットも!

・文章を書くことが得意な人

ライターやアフィリエイターといった仕事がおすすめです。近年発達のめざましいクラウドソーシングサービスを活用し、空き時間に作業できるので、余暇のスケジュールが正確に組めない、まずは試してみたいという人にもぴったりです。

・人と話すことが好きな人

飲食店やバーに勤めてみるのがおすすめです。仮に本業で人と話す機会が少なくても、接客でのコミュニケーションは、心に豊かさを与えてくれるかもしれません。(もちろん、食通さんや料理好きさんにおすすめの仕事であることは言うまでもありません!)

まとめ

少なくとも1日約8時間、人生のおよそ1/3を費やす「仕事」。生きるためには必要ですが、その楽しさを追求することもまた、人生を楽しむためには重要です。仕事を楽しむコツは、仕事そのものに喜びを見出せるようにすること。あるいは”楽しいと思える仕事”に就くことでリフレッシュや起業・転職の機会、ワークアズライフの実現に繋がるといった副次的な効果も期待できます。ぜひご自分に合ったやり方を選び、「仕事が楽しい!」への第一歩をまずは踏み出してみてくださいね。

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