飲食店で働く正社員の楽しいところは? 自分の成長を感じながらキャリアアップを

飲食店専門の求人サイト、転職エージェントを運営するペコリッチが、飲食店で働く正社員の実態を解説。今回は正社員ならではの「楽しいところ」をまとめました。

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働く人に聞いた! 飲食店の仕事の楽しいところ

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ペコリッチでは、飲食店で働く103人(社員/アルバイト/経営者)にアンケートを実施。次のような結果となりました。

あなたは仕事のどんなことに対して「楽しい」と感じますか? (3つまで選択)

1位:人から感謝される…66.0%

2位:自分が成長する…30.1%

3位:仲間と共にチームで仕事をする…27.2%

4位:目標を達成する…18.4%

5位:会社やお店が成長する/拡大する…13.6%

調理も接客も、飲食店の仕事はお客様に喜んでもらえるのが醍醐味です。大変な仕事ではありますが、「おいしかった!」「ありがとう!」の言葉にやりがいを感じ、元気をもらっている人は多いでしょう。

感謝の言葉は、スタッフ同士でも交わされます。毎日ほぼ同じ人と狭い空間で働くので、一体感がうまれやすい職場。「チームで仕事をする」喜びとともに、仲間からの「ありがとう」もうれしいものです。

実は今回上記と同じ質問を、他業種の方にも聞いています(業種問わず20〜50代の男女120人)。1位は「人から感謝される」で変わらないのですが、その割合は40.5%。飲食店で働く人のほうが、25ポイント以上も高い(66.0%)という結果が出ました。それだけ、飲食店での「ありがとう」は強力なのです。

飲食店の正社員は成長する楽しさを感じやすい職業

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正社員ならではの楽しさとして、2位の「自分が成長する」に注目しました。どんな仕事にも共通するポイントですが、飲食店ならではの「成長」の楽しさもたくさんあります。

飲食店の正社員として入社すると、未経験でも、早ければ半年で店長に昇格します。店長は店舗運営の総責任者であり、商品、サービスの維持向上、売上/利益といったお金の管理、人材育成やシフト管理、職場の雰囲気づくりなど、あらゆるマネジメントを引き受けます。

飲食店の特性上、大きなグループ企業でも本社が店舗を完全に管理することはできませんから、店長にそれなりの裁量が与えられます。メニューのアレンジ、オリジナルのサービス、SNSを活用した集客etc…。売上のために店長が工夫できる余地は無限にあるのです。

社員の立場でありながら「一国一城の主」として現場を統括し、自分の成長が店舗の成長に直結する環境に身を置くことができます。飲食店の正社員ならではのやりがいでしょう。

キッチンスタッフの場合、多くは料理長へのキャリアを進みます。スキルを身につけ、お客様に「おいしい!」と言ってもらえる料理をつくることが、何よりの喜びとなるでしょう。

さらに、料理長は料理の腕だけでなく、メニュー開発をはじめ、センスと創意工夫が求められます。特に最近では流行をしっかりとらえ、お客様のニーズを汲み取る能力が重要性を増しています。将来の独立を見据えても、正社員として働くことで成長できる領域が広がっています。

ホール、キッチンともに、飲食店は自分の裁量で工夫できる職場です。試行錯誤しながら小さな成功を積み重ね、成長を実感できるのも楽しいところです。

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飲食店の正社員は独立を含むキャリアアップが楽しい!

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比較的早く、責任ある立場となり自分の力を試せるのが飲食店の正社員。その分、同じ企業の中ではキャリアの頭打ちも早くやってきます。飲食業で長く働くなら、戦略的により高いポストへキャリアアップしながら成長することが重要。飲食業界は人材の移動が活発なので、より責任とやりがいのあるポストを、現実的に目指せます。

経験を積んだ先には、独立も視野に入ります。飲食店はもっとも独立しやすいビジネスのひとつであり、実際に他業種と比べ開業率も高いのです(代わりに廃業も多い)。

思い描いたお店を一から立ち上げ、お客様やスタッフ同士で感謝の言葉が飛び交う繁盛店に育てるのは、夢のある仕事です。

まとめ

飲食店で働く楽しさは、何と言っても「人から感謝される」こと。他の業種と比べても、特に飲食店で感謝される喜びは、際立っていることがわかりました。

正社員として働くなら「自分が成長する」喜びを大切にしてください。飲食店のスタッフは未経験からでも責任あるポストに就くことができ、成長を実感しやすい仕事です。将来の独立も視野に入れて、より高いキャリアへのステップアップを目指していきましょう。

 

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