飲食業界の正社員面接でよく聞かれる質問と、面接官ウケの悪いNGな回答

 

転職活動において、避けて通れない面接対策。面接が苦手な方は、しっかりと対策をとって挑みたいところですよね。

でも、飲食業界での正社員面接では、どんな質問がされるのでしょうか。

そこで今回は、飲食業界の正社員面接でよく聞かれる質問と、その回答例についてまとめました。

面接官に嫌われるNGな回答例についてもご紹介しているので、転職活動中の方や、これから転職を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね!

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飲食業界の正社員面接でよく聞かれる質問まとめ

それではさっそく、飲食業界の正社員面接でよく聞かれる質問と回答例についてご紹介したいと思います。今回紹介する質問は、実際の面接の場でよく聞かれるものばかり。面接に参加する前に、どう回答すべきかを準備しておきましょう。

 

志望動機

面接で必ずといっていいほど質問されるのが「志望動機」です。志望動機は、応募者の熱量を測るための質問ですので、下記の項目を踏まえて回答するようにしましょう。

 

・ほかの店ではなく、なぜその店で働きたいと思ったのかを端的に答える

・店頭に足を運び、その時の感想を伝えることで熱量をアピールする

「自己分析で整理したい2つのこと」の内容を押さえた回答をする

 

志望動機の作成には自己分析が必要なので、自己分析の方法が気になる方はこちらの記事を参考に挑戦してみてくださいね!

 

▶︎【飲食業界の転職準備!】履歴書を書くまえにやっておくべき自己分析のやり方と強みの見つけ方

 

長所と短所

セットで質問される機会の多い長所と短所。

 

・客観視した自己分析ができているか

・社風にマッチする人物像か

 

このような意図で質問されることが多いので、企業分析も行ったうえで回答することをおすすめします。

 

また、短所・長所ともに、答える際は、「どちらかの裏返し」であることを意識してください。

例えば、短所を「飽き性」だと答えたのなら、長所はその裏返しの「好奇心旺盛」だと回答するのがベスト。こうすることで、回答に統一感が生まれ、説得力が増します。

 

短所を答える際は、短所を改善するために行っていることを伝えるのもお忘れなく!

 

自己PR

自己紹介と同じタイミングで質問されることの多い自己PR。仕事をするうえでの強みや、過去の実績等を伝えることで自分の魅力をPRしましょう。

 

例えば、店舗の売上をUPさせた経験や、マネジメント実績など、仕事での成果を中心に回答するのがおすすめです。その際に注意したいのは、具体的な数字を挙げて回答すること。そうすることで、面接官の納得を得やすくなりますよ。

 

挫折した経験

どんな仕事でも、失敗をしたり、つまずく経験はつきものですよね。

 

そんな時に、その経験をどう乗り越えるのか、面接官としては把握しておきたいもの。この質問では、応募者が過去の挫折をどう乗り越えてきたのかを知り、トラブルに直面した時の対応力や精神力を判断します。

 

これまでの挫折経験を洗い出し、それをどう乗り越えたのかを整理しておきましょう。もし挫折経験がないとお悩みの方は、小さくてもいいので、失敗した経験を思い出してみてください。

 

入社後挑戦したいこと

入社後、挑戦したいことについても、しっかりと考えられていますか?

 

・将来の目標を持っているのか

・将来の目標に基づいて転職活動を行っているのか

 

実は、この2点はしっかりと見られています。入社した後のモチベーションにも関わることですから、自分のためにもしっかりと答えられるよう自己分析しておきましょう。

 

「店長を目指したい」「将来独立を考えている」「活気の溢れる店作りに貢献したい」など、目標自体はどんなものでも構いません。その仕事を通して、将来どうなりたいのかを一度考えてみるとよいでしょう。

 

将来独立を考えていますか?

「将来独立を考えていますか?」と質問されたら、どう答えるのが正解か、迷ってしまいますよね。でも、キャリアプランのなかに「独立」の選択肢があるなら、ストレートに「ある」と回答して大丈夫ですよ。

 

独立を希望すること自体は、マイナスではありません。ただし、伝え方には注意が必要です。

 

「将来は独立を考えているが、そのためにも今は、このお店で〇〇のスキルを身につけたい。御社の企業理念に共感をしているから、これまでの経験を活かし、お店に貢献をしたい」というように、独立を考えているなかでも、なぜそのお店で働きたいと思ったのか、理由をしっかりと伝えることができれば、面接官の納得も得られるでしょう。

 

面接官ウケの悪いNGな回答とは?

面接で最も重要なことは何だと思いますか?

 

答えは、目の前の面接官を「納得」させることです。「この人は本当にうちで働きたいのかな?」と、疑問を持つ面接官を納得させることができれば面接は通過できます。

 

一方で、面接官を納得させられなければ、面接は通過できません。これから紹介するNGな回答例は、面接官の「納得」を得ることができない回答方法ですので、もし心当たりがある方は、今から改善をしていきましょう。

 

質問への回答が一問一答になっている

質問に対する回答を一言で終わらせてはいませんか?

 

「はい」「いいえ」「〜だからです」など、質問に対する回答のみを一言で返答し、会話を終わらせている場合、面接官は「取りつく島もないな」と感じているかもしれません。コミュニケーション能力に疑問を持つ面接官もいることでしょう。

 

回答は一言で終わらせず、そう答えた理由や、背景、気持ちや感情についても答えることで、面接官の「納得」を狙ってみてはいかがでしょうか。

 

数字や客観的事実を一切伝えていない

面接官から納得を得るには、主観だけでモノゴトを語っていてはいけません。主観だけだと、その話が事実なのか、それとも応募者が大袈裟に話をしているだけなのかの判断がつかないからです。

 

例えば、「売上の向上」を伝えるにしても具体的な金額やパーセンテージを伝えれば、話に客観性が生まれます。ほかにも、PR活動に力を入れたことで、雑誌やテレビに掲載された実績があれば、それも客観的事実として説得力のある話になりますよね。

 

このように、主観だけで伝えず、なるべく客観性を意識した回答を心がけましょう。

 

聞いてもいないことを喋り続ける

聞いてもいないのに永遠に喋り続けられたら、あなたはどう思うでしょうか?

きっと、その人のコミュニケーション能力に疑問を感じるはずです。それでは、面接官を納得させることはできませんよね。

 

聞かれた質問以外の回答をしてしまうのは、以下の2つに原因があると考えられます。

 

・PRしようと意気込み過ぎている

・話をしているうちに何を質問されたか分からなくなっている

 

1つ目に関しては、無理に力まなくても大丈夫。面接官が気になった部分は追加で質問をしてくれるはずですので、どうしてもPRしたい内容がある場合、サラッと触れる程度に済ませておきましょう。

 

2つ目に関しては、結論ファーストを心がけることである程度改善されるはずです。聞かれた質問に対して、まずは結論から回答してください。また、最後も結論で締め括ってください。そうすると、質問から大きく逸れずに回答できるようになるはずですよ。

 

飲食業界の正社員面接で聞かれる質問は全て対策をしておこう!

今回は、飲食業界の正社員面接で聞かれる質問まとめと、NGな回答例についてご紹介しました。

 

よく聞かれる質問は以下の5つです。

 

・志望動機

・自己PR

・挫折した経験

・入社後挑戦したいこと

・将来独立を考えていますか?

 

いつ聞かれても回答できるように、面接前にしっかりと準備をしておきましょう。

 

またNGな回答についても、面接官の「納得」を得る回答方法を意識するだけで改善可能です。コツさえつかめば、リラックスした状態で面接に挑めるようになるので、ぜひこの記事を参考に対策をしてくださいね!

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