ペコリッチ お知らせ 飲食から他業種へ転職するなら? 飲食人材が求められるのはこの職種!

飲食から他業種へ転職するなら? 飲食人材が求められるのはこの職種!

転職ノウハウ 2022.06.13

飲食から他業種へ転職するなら? 飲食人材が求められるのはこの職種!

 

飲食業界を対象に求人サイト、エージェントを営むペコリッチから、実態に即した転職の方法をアドバイス。飲食のスキルを活かして、他業種への転職を成功させるためのポイントをまとめました。


飲食から転職する理由

転職を成功させるには、何はともあれ自己分析です。なぜ、飲食を辞めたいのか? 飲食が嫌になったのであれば、何が嫌なのかを明確にしましょう。飲食業では、次のような理由で転職を考える方が多いようです。

 

・労働環境

長時間労働、自由に休みがとれない、といった悩みは飲食店で働く多くの方に共通するところ。結婚や子どもの誕生などライフイベントが、生活とのバランスを考え直すきっかけになります。

 

・人間関係の悪化

飲食店のスタッフは、狭い空間で同じ人たちと働きます。人間関係がこじれると、大きなストレスとなり、飲食の仕事事態を見直すことにも。

 

・将来への不安

店長など上のポストが埋まっていると、この先のキャリアと収入のアップが不安になります。

 

・やりがいが感じられなくなった

飲食業に限らず、同じ仕事を続けていると、「このままでいいのか」とモヤモヤした気持ちを抱くことがあります。

 

詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください!

飲食店を辞めたいと思ったら! [理由別]キャリアアドバイザーのアドバイス


 

自分の強みと弱みを整理しよう

 

オーソドックスなやり方ですが、まずは「自己分析」「他己分析」「成功体験の振り返り」といったプロセスを踏んでみることをおすすめします。頭の中で考えるだけではなく、メモでもよいのでアウトプットすると、思考が整理されます。

 

 

自己分析

まずは自分に向き合い、過去を振り返ります。どんなことに興味があり、得意としているか。反対に嫌いなこと、苦手なことは何か。この段階では、漠然とした内容でも構いません。

 

他己分析

 

自分の短所/長所を、よく知っている友人にヒアリングします。できるだけ、さまざまなタイプの友人に聞いて、さらに自己分析に照らし合わせると、意外な強み/弱みを発見できるはず。他己分析の結果は、エントリーシートや面接の回答にも使えるので、ぜひ実践してください。

 

成功体験の振り返り

 

ここでもう一度、自分の過去を振り返ります。今度は、具体的な成功体験に絞って整理していきましょう。

次の3つの質問を自分に問いかけてみてください。

 

  • 自分は仕事や学業、その他の活動でどんな成果を、どのように上げてきたか?
  • 良好な人間関係は誰と持っているか? それはどのように築いてきたか?
  • 以前にはない行動、チャレンジができたのはどんなときか? それができたのはなぜか?


 

上記3つを整理して、強み/弱みを書き出してください。

さらに、飲食店での経験を武器にするなら、勤務する中で次のようなスキルが身についている可能性があります。他業種でも生きる強みです。

 

 

コミュニケーション能力

 

特に接客担当のホールスタッフは、たくさんのお客様と接し、仲間と連携してサービスにあたります。相手の立場や気持ちを思いやり、先回りした言動が求められ、自然とコミュニケーション能力は高まります。

最近ではキッチンスタッフも接客のスキルが求められるので、自身の経験を振り返ってみてください。

 

判断のスピード

 

飲食店では、常に状況が変わるなか、並行する複数の仕事をこなす必要があります。ホールでも、キッチンでも同様です。

忙しい店内では上司がいちいち指示する暇はありませんから、自分で考えて動く必要があります。複雑な状況のなかで素早く判断できる人は、あらゆる職場で貴重な戦力となるでしょう。

 

業務改善、効率化

 

判断のスピードにも関連しますが、飲食店で働いていると、段取りの重要性に気づくでしょう。最適な順番、やり方でテキパキと仕事をこなせる人は、現場で大いに活躍します。

特に、ホールやキッチンのオペレーションを改善した経験のある方なら、飲食店以外でも業務改善に貢献できる可能性があります。効率化はあらゆる企業の課題であり、上司や経営者から求められるスキルです。

 

マネジメント

 

飲食店の正社員で働くと、早ければ半年で店長に昇格します。20代なら、同年代の人と比べて、一歩抜きん出たマネジメントスキルを持っている可能性があります。ひとつの店舗の売上と利益、人材を管理した経験は、飲食店を離れても役立つ一生の財産です。


 

詳しくはこちらでも

飲食店のホールスタッフの仕事とは? 3つの仕事内容と2つの重要スキル、きつい/楽しいところも

 

飲食店の経験が求められる仕事とは?

ここでは、概して飲食店経験者が有利な職種を紹介します。あくまで一般の傾向なので、参考までに。やりたいこと、目指す仕事がある方は、ご自身の目標を優先して転職を判断してください。

 

営業・セールス

 

年々減少しているとはいえ、営業部門はあらゆる業種の企業を支える重要なセクション。機械による自動化が進んでいても、商品やサービスを売るという行為は、人ならではのスキルが必要なのでしょう。

それは、資格や数値では測れないスキルです。人と接することに慣れている飲食店経験者は、営業部門からの期待が大きい人材だと言えます。

 

コールセンター/テレアポ

 

コールセンター業務には、顧客の問い合わせに対応する受信業務と、見込み客に電話営業、サービスの提案などを行う発信業務があります。コロナ禍で対面接客の機会が見直されたこともあり、営業活動を電話やビデオ会議にシフトした企業も少なくありません。

多様なお客様に接してサービスしてきた飲食店での経験が、コールセンター/テレアポでもすぐに活かせるでしょう。

 

介護・看護

 

多くは資格が求められますが、利用者や患者と近距離で接する介護や看護も、飲食店経験者におすすめの転職先です。社会の高齢化が進むなか、介護従事者の需要は高く、多様な働き方を選択できるのもメリットです。

 

他の接客・販売

 

ホテルマン、スーパーのレジ、小売店の販売員、公共施設の受付など、接客、販売を必要とする職場は、たくさんあります。飲食店での経験をそのまま活かすことができ、接客の楽しさを味わえる仕事。スキルを活かして、給与、労働環境など条件に合う企業を探すことができます。

 

まとめ

飲食店から他業種への転職を考える理由は、労働環境、人間関係の悪化、将来への不安、やりがいの問題など。特に、労働時間の長さや少ない休日といった環境は、業界・職種を変えることで改善すると考える方が多いようです。

転職先は他業種の接客・販売のほか、営業やコールセンター、介護などが有望。飲食店で利益とホスピタリティのバランスを考えながら判断してきた経験、顧客起点でものごとを発想できる能力は、あらゆる業界と業種で共通するものです。

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